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横浜国立大学は2024年8月23日、ナノ構造を高度に制御したリチウムマンガン酸化物材料(LiMnO2)の合成に成功したと発表した。コバルトやニッケルフリーの構成でありながら、同材料が高エネルギー密度の電池正極材料となることが分かった。名古屋工業大学、島根大学との共同研究による成果だ。 同大学が開発したLiMnO2は、鉄のように埋蔵量が多く、安価なマンガンを活用。コバルトやニッケルを使わずに、既存の …