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世は株高だし、春闘も連合集計では5%超の賃上げだ。仲間同士の花見会も盛り上がりそうだが、中には今後のフトコロ具合や事業のことを考えるとそう浮かれていられない向きもいるかもしれない。 参考になるのは、日本企業の戦略に関する伊丹敬之一橋大学名誉教授の4月1日付日本経済新聞経済教室論文である。伊丹さんは大企業について、「『好業績』にはまやかしの部分があるように思われる。未来のための成長投資を避け、また人 …