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日本の研究力の低迷は、論文数や被引用数などさまざまな評価指標で示されている。こうした数値指標が研究者の評価にも利用されていることについて、2001年ノーベル化学賞受賞者で科学技術振興機構研究開発戦略センターの名誉センター長である野依良治氏は問題を指摘している。 ――アカデミアで何が起きているのでしょう。 「研究社会を海外の商業的な科学情報機関が席巻しており、彼らの提供するデータを論文評価の代理指. …