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>埼玉県川口市のクルド人団体幹部のトルコ国籍の男性が、国立の東京外国語大学(東京都府中市)の市民向け講座の講師にもかかわらず、職名の「大学講師」を名乗っていたことが4日わかった。外大と男性に雇用契約はなく、文部科学省は「誤解を生む恐れがある」として是正を求めた。
>ところが、外大側によると、男性は一般市民向けのオンライン公開講座「オープンアカデミー」で週1回90分程度、講師を務めているだけだった。大学との雇用契約はなく、謝礼を支払う形だったという。文科省が令和3年4月、全国の国公私立大に出した「事務連絡」では、大学が直接雇用契約のない人に「講師」の呼称を使うことは「学生らの誤解を生む恐れがある」として「適切な呼称」を使うよう求めている。