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日刊スポーツの記事によると…

 東京都の小池百合子知事は2日の定例会見で、現在のふるさと納税制度への見解を問われ「総合的な設計がゆがんできているのは否めない」と指摘した。  総務省はこの日、昨年度、全国の自治体に寄付された額が初めて1兆円を超え、1兆1175億円になったと発表した。一方で、東京都などの都市部では税収が「流出」する形となっており、都民税の流出額は1899億円にのぼる。  こうした現状について見解を問われた小池氏は、「最初は(ふるさと納税制度を推進した)島田晴雄先生が『日本にも寄付の文化を』ということおっしゃって、始められたと記憶している。一方で、いつの間にか『官製通販』のようになっている」と苦言を呈し「どんどん広がるとともに、いろんなルールや制度が複雑になっている。返礼品競争が起きたりすることで、最初の寄付の文化を根付かせる、というところから、かけ離れた制度になっているのではないか」と、疑問を示した。

(略)

小池氏は昨年3月の会見でも「東京都は以前から国に対し、ふるさと納税は見直すべきだという要望を出している。本来、住民が行政サービスを受ける自治体に入るべき税収が他の自治体に移転し、受益と負担という地方税の原則から見て好ましくないというのが、都のかねてからの主張」と述べている。[全文は引用元へ…]










引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/42d35f3930dab5f3d1cb9edf1da7edf24d2fcfb2

みんなのコメント募集中

  • そんなに税金の流出が嫌なら、プロジェクションマッピング等の無駄遣いを辞めて、三井に適正公平な受注をさせて、さらに懐に納めたであろうパーティ券の売上で何かすればいいのでは。 事実、地方ではふるさと納税が貴重な収入源になっている。
  • 住民税を払ってない人ばかり優遇しすぎているので、そもそも税の公平性に対する信頼性がゆらいでいることの、一つの現われてはないかと思います。 一生懸命がんばって、地元に住民税を納めても、払ってない人にそのお金が配分されているのをみて、納税者はどう思うかについても、いったん冷静に考えてみると良いと思う。
  • 政治家の自分の政治団体に寄付している方がもっと悪質だと思うが。還元率100%なうえに、減税効果もあるんだろ。額だって政治家一人あたりの寄付金は、個人のふるさと納税と比較したらとてつもなく高額だと思いますが。脱税と言わず裏金ですか。罰せられない裏金ってすごいと思うね。
  • 社会保険料の増額、自営業なのでインボイスで税金も実質上がる、物価高で生活費も上がる。なら実質節税のようなふるさと納税は利用しますよ。 一般人は今の状況なら税金流出を気にする余裕なんてなく、目先でお得になるものに飛びつくのは普通かと。 税金流出を言うなら東京都は外国人へのバラマキをやめて欲しい。 ふるさと納税を工夫凝らしてる自治体もいるので、今後は自治体も工夫が必要で、競争するべきなのではないでしょうか。
  • 東京も、おいしいものを返礼品にしたら? 地方ならではのおいしいもの、産物を東京の人が欲しがってるだけだと思うから、東京も対抗してやればいい。 ただ「都内で産出したもの」だけでやらないといけないよ。 そうしてみることで、いかに地方からの物の産出に、日本の衣食住が支えられてるかがわかると思う。 東京産だけでは、自給できないことを意識し、国全体の今後のことを考える機会ができるのも、ふるさと納税の良さと思う
  • 僕も以前はふるさと納税に否定的だったけど、節税対策としては効果的。制度がある以上は使わないのは損だと思ってやってる。僕の場合、年間8万円ぐらい、所得税の還付と住民税の減税で恩恵あるから、下手な定額減税とかの政権のパフォーマンスより効果が大きい。 嫌な感じがしてしまうのは、納税サイトと自治体が「商売」を全面に出して返礼品の通販みたいに見えてしまう部分だと思う。 東京都からの流出分は、東京都民の選択だから仕方ないと思う。税収減ったなりの都民サービスの提供で都民から不満は出ないんじゃない?