もっと詳しく

>川重の広報担当者は取材に対し、乗組員向けに購入していたのは「商品券やトルクレンチ、ワイヤロープ、ヘッドライト」などと説明している。国税局が確認したところ、乗組員らが自宅で使うテレビや冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品のほか、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」や釣り道具など多岐にわたる物品が含まれていたとされる。なかには、上官が部下に贈るための家電製品や、約70人の乗組員全員分の「おそろいのTシャツ」も含まれていたという。
>乗組員らへの飲食接待費にも裏金は充てられていたとされる。各潜水艦が定期的な点検や修理を川重の神戸工場(神戸市中央区)で受ける際、乗組員らは神戸市内にある川重の宿泊施設「海友館」などに数カ月単位で滞在しながら、同社の社員と共同で作業する。その期間、修繕部側が乗組員らを飲食接待するなどしていたとみられる。
有料記事がプレゼントされました! 7月5日 21:38まで全文お読みいただけます◇