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  • カナダのS&P/TSX Composite Indexが0.17%上昇
  • エネルギーおよび素材株が牽引
  • ヘルスケア株は上昇も、一方で消費者任意、技術、不動産株は不振
  • プライベートセクター活動が10か月連続で縮小

カナダの株式市場が水曜日に小幅ながらも上昇しました。金と石油の価格上昇が、エネルギーおよび素材セクターの株を押し上げました。

中心的な指標であるS&P/TSX Composite Indexは、37.36ポイント上昇し、22,112.46ポイントで取引を終えました。

特に株価を伸ばしたのは、Tilray IncやAurora Cannabis、Canopy Growth Corporationで、それぞれ16.7%、44%、29.6%の増加を記録しました。

エネルギーセクターでは、Precision Drilling CorpやHeadwater Exploration、Tamarack Valley Energyなどが2%から7.25%の上昇を見せました。

一方で、消費者任意セクターの株は下落し、Restaurant Brands InternationalやDollarama Incが1%から2%の減少を記録しました。

技術株も、Copperleaf TechnologiesやShopify Incがそれぞれ4.9%、3.4%下落しました。

Indigo Books & Music Inc.はTrilogy Investments L.P.とTrilogy Retail Holdings Inc.による買収発表後に株価が約23%急騰しました。

Vecima Networks Inc.もCasa Systems, Inc.のケーブルビジネス資産を2,000万ドルで買収することを発表後に5.4%の上昇を見せました。

経済データとしては、S&P Global Canada Composite PMIが2月の47.1から3月には47.0にわずかに減少し、カナダのプライベートセクター活動が10か月連続で縮小していることを示しています。

同様に、S&P Global Canada Services PMIも2月の46.6から3月には46.4に低下しました。

石油と金の価格が上がり、カナダのエネルギーと素材株が良い動きを見せてますね。一方で、消費関連やテクノロジーは少し厳しかったみたい。それに、国のプライベートセクターが縮小傾向にあるのは少し心配ですね。株式市場全体では小幅ながらも上昇しているから、安心材料もありますけど。

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カナダ株、少し上がったよ。
金や石油が高騰して、エネルギーと素材株の後押しになってる。
ヘルスケアの大手、TilrayとかAurora Cannabisとかがけっこう跳ねたね。

ただ消費関連とITはちょっと苦戦してたみたいだね。
国内のプライベートセクターは続けて縮小しているし、ちょっと心配な指標も出てるけど、全体的にはそんなに悪くない状況っぽい。
ビジネスの買収ニュースも株価動かしてるし、まぁ、いろいろあるけどポジティブな面もちゃんと見ていかないとね。