SNS不適切投稿の岡口判事を罷免 11年ぶり8人目 弾劾裁判所
2024/4/3
交流サイト(SNS)に殺人事件の遺族を傷つける投稿をしたなどとして訴追された仙台高裁の岡口基一判事(58)=職務停止中=について、裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元衆院議員)は3日、罷免判決を言い渡した。岡口氏は法曹資格を失った。弾劾裁判所は主文の言い渡しを後に回し、判決理由の朗読から始めていた。
訴追状によると、岡口氏は平成29年~令和元年、女子高生殺害事件の遺族やペットの返還をめぐる民事訴訟の当事者に対し、侮辱したり、社会的評価を不当におとしめたりする投稿をSNSなどにしたなどとされる。
裁判官訴追委員会側は、岡口氏が一般読者からの注目を集めることを期待し、投稿に及んだと指摘。「司法に対する国民の信頼を損なわせた程度は非常に大きい」として、罷免にすべきだと主張していた。
岡口氏は弾劾裁判で、投稿は判例紹介などが目的だったとし、遺族を傷つけたことを謝罪。今月12日の任期満了で裁判官を退官する意向を示していたが、弁護側は「罷免事由にはあたらない」と主張していた(産経新聞)
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ネットの声
一般でもアウト。判事なら当然アウトだ。
裁判官は権力持ってる割に守られすぎ。 もちろん裁判官の独立は大事だが、自分の担当している裁判と関係無いところでの不祥事ならば処分されるべき。
普通の会社員だったとしても、自分の職務や取引先に関する投稿はご法度の場合が多いし、それが度を超えると懲戒解雇された例もある。
当然でしょう。 時間はかかりましたが、当たり前の道理が通ってよかったです。
裁判官だけではなく警察、検察が違法とも思えるような取り調べで後に冤罪と分かっても当該警察官、検察官が罪に殆ど問われないことがあるのも問題。
「抗議を受けても遺族を侮辱する投稿を繰り返した」のであれば、「裁判官としての威信を著しく失うべき非行」に当たるのは当然。
罷免されると自身の人生とキャリアに甚大なリスクを被ると分かっていて、複数回も酷いSNS投稿を繰り返すんだから、当然の判断だと思う。
こう言った公職に就く者は特にSNSの使い分けには 細心の注意が必要があります。
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(画像:産経新聞)