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北海道大学(北大)は4月2日、北海道南部に生息するイワナの稚魚で水路実験を行った結果、水底に接地して動かずにいる「着底行動」を示す稚魚が、長時間活発に遊泳する稚魚よりも流下(水流によって流されて生じる受動的移動のこと)しにくいことを実証し、個体差によって受動的移動による“空間的選別”が生じることが種内変異や種分化につながる可能性があると発表した。 行動観察水槽内で着底行動をとるイワナの稚魚(出所: …