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東京大学(東大)は5月31日、結晶の電子回折信号の時間変化を定量解析することで、結晶中の分子の取りうる構造多様性、つまり“ボルツマンの微視的状態”の数を反映し、電子回折パターンの減少とエントロピーの増加の対応を実証したことを発表した。 今回の研究の概念図。(A)水色の範囲に電子線を照射し、回折信号を得る。(B)回折信号の減衰は、電子と分子の相互作用による分子配列の無秩序化に由来する。図中のスケール …