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理化学研究所と京都大学の共同研究チームは、相互作用するボーズ粒子(光子などのボーズ・アインシュタイン統計に従う量子粒子)の系において「量子もつれ」が伝達する速度の限界を理論的に解明した。量子もつれは、二つ以上の粒子がその量子状態において密接に関連し合っている現象で、一方の粒子の状態を測定することで、即座に他方の粒子の状態が決定される性質を持つ。距離に関係なく瞬時に情報が伝わる特性があり、量子情報技 …