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>このところIT業界で近しくお付き合いをしている知り合いからこう言われた。あるユーザー企業の基幹系再構築プロジェクトの現場に行った時、知り合いは1次請けIT企業の社員から「2つ下なのですが彼に要件定義をやってもらいます」と若い技術者を紹介された。まだ20代後半だろうか、若い割には要件定義を含む上流工程に精通しているとのことだった。
>「2つ下」とは年齢ではない。階層である。1次請けは直接ユーザー企業と契約を交わしているIT企業のことであり、その下で2次請け数社がサブシステムをそれぞれ担当する。1次請け企業は2次請けに要件定義をさせようとしていたが人が見つからず、さらに2つ下、1次請けから見ると4次請けの社員に頼むことにしたという話だった。
要件定義が欲しいものリストになっていて、それを満たすために何が必要なのか説明できない若い「偉い人」が多い話