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天皇皇后両陛下の長女・愛子様が就職されたことが話題に上がっていますが

そもそも、皇族の方が企業で働くことに「なぜ就職なの?」と疑問に思った方もいらっしゃるかと想います。

また、愛子様は、正社員ではなく常勤の嘱託職員しょくたくしょくいんという形で働かれるとのことですがあまり聞き慣れない名前でしたよね。

この記事では、愛子様が就職に関する疑問についてや嘱託職員というのはどういう働き方なのかまとめてみました。

愛子様が赤十字に就職したのはなぜ?

愛子様は、2024年4月1日より日本赤十字に常勤の嘱託職員(しょくたくしょくいん)として就職されています。

「事業局ボランティア活動推進室」に配属されおり、青少年赤十字や「赤十字奉仕団」と呼ばれるボランティアグループの育成や普及、研修などを行う部署の業務を担当されるようです。

そもそも、赤十字を選んだ理由に関しては被災地でのボランティアの活動を目にしたことがきっかけだそうです。

詳しくはこちらに引用させていただきます。

被災地で活動するボランティアの姿を報道で目にしたことや、東日本大震災の復興支援にボランティアとして携わった友人から活動の様子を聞いたことなどから、「特にボランティア活動に関心を持つようになった」と述懐された。

産経新聞

そもそも聞き慣れない嘱託職員というのはどういう働き方なのでしょうか。

嘱託職員ってどういう働き方?

嘱託職員(しょくたくしょくいん)とは、契約社員やパート、アルバイト等と同じく雇用期間の定めがある有期雇用の働き方になります。

つまり、正社員と異なり労働日や労働時間などの縛りがない働き方になりますね。

愛子様の場合は、皇族活動と並行して業務を行うため常に会社に在籍できるわけではないのでこのような形態になったのだと思います。

愛子様の給料は20万円?

愛子様のお給料に関しては、おそらく23万円ではないかと言われています。

お給料に関しては、公表されることはないと思われるのでこの件に関してはあくまでも予想になります。

赤十字社のホームページには、初任給が23万円ということが記載されていました。

初任給:235,440円

ただ、愛子様の場合は嘱託職員という形式を取られていることもあるのでこの金額よりもおそらく低くなる可能性が高いように思います。

ですので、20万円くらいなのではないかと思いました。

皇族の方の収入にしては、普通の一般人とあまり変わらない感じに思えますし「もっと上げてよ」と思われる方いらっしゃるかと思います。

実際、皇族の方というのは内廷費(ないていひ)と呼ばれる費用もあるので、そもそも企業で働くという形は必要なのか疑問に残ります。

愛子様の皇族としての収入はいくら?

結論から言うと、愛子様の収入に関しては内廷費(ないていひ)と呼ばれる御手元金から出ています

そもそも、内廷費とは皇族の私的費用と呼ばれる費用で生活費などに使われる諸経費のことです。

この内廷費というのは、天皇・上皇・内廷にある皇族が受け取ることができ、税金から賄われているんですよね。

令和6年度だと3億2400万円であることがわかりました。

内定費を受け取れるのは、現在以下の5名です。

  • 上皇陛下(明仁)
  • 上皇后陛下(美智子)
  • 天皇陛下(徳仁)
  • 皇后陛下(雅子)
  • 内親王殿下(愛子)

ちなみに、どのような比率で分配されているのかは明確になっていません。

内廷費の使い道に関しては、【人件費、物件費、食費、衣服、交際費】など。

また、宮中祭祀などの祭祀なども内廷費から出ています。

皇族としての行事はかなり多く行っており、

行事:年間200件
各地訪問:年間80件
宮中祭祀:年間30回

これらのスケジュールをこなすだけでもかなりハードスケジュールであることがわかりますよね。

内廷費として残る金額はいくらなのかはわかっていないのですが、これらの行事をこなした金額としてはかなり妥当なのではないかと思いますし、むしろちょっと少ないくらいなのではないかと思いました。

まとめ:愛子様が就職する理由

愛子様は、2024年4月1日から日本赤十字社に入社されています。

嘱託職員という働き方で契約社員ような形態で、皇族の業務と平行して行うことがわかりましたね。

ただ、皇族としては内廷費と呼ばれる金額が支給されているため、個人的にはあまり活躍されていない政治家に支払われるよりは活動が明確な皇族の方にもう少しあげてもいいのではないかと思いました。