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東京大学の藤生克仁特任教授らは、心不全が再発をくり返す仕組みを解明した。免疫細胞のもととなる造血幹細胞に異常が起き、心機能の回復を妨げていた。免疫細胞は通常、臓器を保護する役割を担うが、異常が起こると全身の臓器に悪影響を与えることも分かった。新たな治療薬の開発につなげる。 心不全は心臓の機能が低下し、全身に血液を十分に送り出せなくなる病気だ。進行すると急性心不全で死に至るリスクが高い。治療しても再 …