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 2015年11月27日、タイ国政府観光庁は、一般社団法人日本旅行業協会、JETRO、テレビ朝日の間で、観光促進と友好交流を目的とした調印式をホテルニューオータニ(東京)で行った。

 調印後の会見の中で、トラブルの多い中国人観光客について、ユッタサック・スパソーン総裁は「問題を起こされる中国人観光客は、経済成長で富を手に入れ、やっと海外に行けるようになったばかりの方々で、まだ、マナーを身に付けていないお客様です。中国からタイを訪れる観光客は年間800万人で、来年には、1000万人に達する勢いがあります。中国人のマナーや好ましくない行いは、中国人観光客が増えている全世界で共通して発生していて、タイに限って起きているわけではありません。CNTA(中国国家旅遊局)との間で、中国人観光客のマナー向上について合意したばかりです。タイで悪い行いや、(下品な)マナーの悪い中国人観光客は、タイを出国した時点で、中国でブラックリスト入りします。(ブラック入りすると数年間、海外に渡航することができなくなり、氏名などが公表される)タイ国政府観光庁は、タイでしてはいけない事(寺院などでのトラブルも多いため)マナーについて、詳細なパンフレットを作成して注意を促します。また、観光地には(中国人向けの)看板をたくさん設置し、注意事項を掲示します。トラブルを未然に防ぐための施策を積極的に進めていきます」などと苦しい胸の内を明かした。
 また、中国人観光客が集中すると他国からの観光客に不快感を与えてしまうため、観光場所の分散も考慮して、長期滞在の多い欧米客にも継続したプロモーションを行いたい考えだ。
 タイは、世界中から多くの観光客が訪れる、しなやかな癒しの国。魅力的な地方の地域12ヵ所を「タイの隠れた12の秘宝」として積極的に紹介している。



 中国人観光客にとって最大の旅行先のタイで、素直に、旅のマナーや旅行先でしてはいけない事を真摯に学んでほしい。
【編集:高橋大地】

引用元 https://globalnewsasia.com/article.php?id=2824&&country=2&&p=5#photo

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