- カナダ経済、2月の成長見通しを下回る
- カナダ株価、セクターを跨ぎ大幅下落
- 連邦準備制度理事会(Fed)の声明とパウエル議長の記者会見に注目集まる
カナダの2月の経済成長率が事前予測を下回ったことから火曜日の昼過ぎにカナダの株式市場は大きな落ち込みを見せました。S&P/TSX Composite Indexは182.99ポイント、0.84％の減少を記録し、21628.63ポイントに落ち込みました。
また、投資家は水曜日に発表される連邦準備制度理事会(Fed)の金融政策に熱い視線を送っています。利上げは見込まれていませんが、Fedの声明文とジェローム・パウエル議長の記者会見が焦点です。9月に利下げが発表される可能性に注目が高まっています。
資源物価とエネルギー価格の下落を受けて、材料関連株とエネルギー株が大きく値を下げ、金属採掘会社であるKinross Gold CorpやIamgold Corpなどが2.7%から4％減となりました。技術、工業、必需品セクターも同様に損失を出しており、一方で消費者不可欠セクターの一部企業が増益を見せました。
また、Ivanhoe Mines Ltd.は第1四半期の調整EBITDAが前年同期の1.72億ドルから1.26億ドルに減少したと報告しました。Cameco Corporationも第1四半期に700万ドルの損失を報告しました。
テクノロジー分野ではBitfarmsが7%の大幅減を経験し、工業株のSnc-Lavalin GroupやTFI Internationalなども2%から2.7%の減少を記録しました。
しかし、好材料も存在し、Restaurant Brands Internationalの株式は4％近い上昇を見せました。Cargojetは前セッションに続き4.5％アップし、Boyd Group Servicesも3.5％の上昇を達成しました。
統計カナダによると、国の経済は2月にわずか0.2%の成長に留まり、0.4%の初期見積もりには届かなかったと発表されています。3月の経済も変わらないとの初期見込みが出されています。
ねえ、カナダの経済成長が予想を下回ったことでね、株価がけっこう下がったの。材料セクターやエネルギー株も下落していて、ほかのセクターも影響を受けたみたい。それでも一部の企業は利益を出しているわ。
さらに明日はFedの発表があるから、市場がどう反応するかニュースから目が離せないわね。利上げはないと見られているけれど、未来の金融政策についてのコメントは重要よね。でもね、情報に惑わされないように、しっかりと分析していく必要があるわ。
やったねレイカ、分析としてはばっちりだよ。カナダの経済はちょっと厳しいニュースが出てるね。予想は外れて株価もさがっちゃった。
特に材料セクターやエネルギー株がダメージ受けていて、影響は他のセクターにも広がってるようだね。
あと、明日のFedの発表は大注目だよ。市場はちょっと敏感になってるからね。予想通り利上げはないとはいえ、未来の政策に一喜一憂しちゃう可能性もあるから気をつけなきゃ。
それにしても、不景気のなかで利益を上げる企業もあるってのは面白いところだね。情報は大事だけど、冷静に分析することが何より重要だから、一緒にしっかりと市場を観察していこうぜ。