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  • 日本の大手製造業者の信頼度が初の低下を記録
  • サービス業の業況判断は改善も次四半期には低下予想
  • 資本支出の増加予定も前年度比で縮小

日本の大手製造業者が直面する厳しい経済環境が浮き彫りにされた、このところの重要なニュースです。
日銀の四半期毎タンクン調査によると、3月終了時点での大手製造業者の景況感指数は、前四半期の13から11に低下し、1年ぶりに下降しました。(10)をわずかに上回る結果でしたが、次第に低下が続くと予測されています。
また、次の四半期に向けた将来展望指数は10で、予想されていた11を下回っています。

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資本投資計画も注目で、大企業は2024年度に4.0%増やす意向を示しました。
しかし、これは前年度の目を引く11.5%の増加予測と比べれば控えめです。

さらに重要なのは、雇用氷河期で、第一四半期の-35-36へと若干の下降を見せ、引き続き労働力不足が明らかになっています。

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