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ブラザー工業はプリンターの部品に使う鋼材について、電炉材の導入を決めた。同社が電炉材を採用するのは初めてという。2024年度内に一部の部品で利用を始め、成果を見ながら、25年度以降に徐々に導入を拡大していく考え。高炉材に比べて、加工精度が求められる部品への適応度が劣る電炉材だが、生産時の二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、脱炭素化に向けて導入に踏み切る。 鋼材を使うプリンター部品は、主に高炉材の薄 …