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社会インフラであるバス業界の運転手不足が深刻化している。業界団体の日本バス協会が2023年9月に発表した試算によると、30年に約3万6000人の運転手が足りなくなるという。人手不足解消の切り札として期待されるのが自動運転技術だ。ただ足元では実証実験中の事故が相次いでおり、実用化までの道のりは遠い。社会インフラの維持のためにも、実用化レベルに耐え得る技術の開発が急務である。 後方からの車両と接触事故