東京大学は2024年8月9日、カルボニル基を保持したままポリウレタンを分解できる触媒を開発したと発表した。水素分子(H2)を用いて分解する水素化分解により、ウレタンからホルムアミドとアルコールを選択的に得られる。 開発した触媒はリンと窒素を含む配位子とイリジウムで構成され、適切な塩基との組み合わせで、ウレタンに1分子の水素を付加した際に、炭素―窒素結合より炭素―酸素結合を優先的に切断する。これによ …
東京大学は2024年8月9日、カルボニル基を保持したままポリウレタンを分解できる触媒を開発したと発表した。水素分子(H2)を用いて分解する水素化分解により、ウレタンからホルムアミドとアルコールを選択的に得られる。 開発した触媒はリンと窒素を含む配位子とイリジウムで構成され、適切な塩基との組み合わせで、ウレタンに1分子の水素を付加した際に、炭素―窒素結合より炭素―酸素結合を優先的に切断する。これによ …