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世界のロケット開発が新時代を迎える。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は大型ロケット「H3」のエンジンなどを数年以内に改良し、打ち上げコスト半減に向けた仕上げに入る。世界は機体の再使用や新型燃料などで日本の先を行く。開発競争が激化するロケットの最前線を追う。 7月下旬、鹿児島県南種子町の港。三菱重工業の飛島工場(愛知県飛島村)から出荷されたH3ロケットの4号機の機体が到着した。コンテナを船からトレ. …