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記事によると…

 大阪・心斎橋の貴金属店で6000万円超の高級腕時計が奪われ、男性店員が腹を刺されて殺害された事件。逮捕された中国籍の男は、事件の3日前に来日して包丁などを準備した上、事件直後には中国行きの航空券を持って関西空港へ行くなど、「ヒットアンドアウェー」の計画的犯行だったとみられている。なぜ日本の店が狙われたのか。背景には、腕時計市場の“高騰”と日本で販売されている“信頼”があった―。

“本物を販売”狙われる「日本の腕時計」 価格が高騰

(略)

世界的に高騰 なぜ?

 なぜわざわざ海外から日本に来て、腕時計を狙うのか。ある捜査幹部は「日本の商品に対する信頼が高いからだ」と話す。  近年、腕時計市場は 貴金属の価値の上昇とともに需要が高まる一方、高級品は「職人による手作り」のものが多いため供給が追いつかず、価格が高騰している。取材をした別の腕時計販売店によると、ロレックス(デイトナ)などの高級品の販売価格は価格の2倍以上、パテック・フィリップ(ノーチラス)は4倍以上になっているという。

ナゼ?腕時計に熱視線

 犯罪ジャーナリストの石原行雄氏によると、腕時計は金や宝石に比べて、プレミアがついて値段が高騰していることに加え、腕時計の場合は、空港の税関でも3本程度なら所持していても違和感はなく、チェックをすり抜けられるという側面があるという。  さらに、海外では盗難品かどうかより、本物か偽物かを調べるため、簡単に売れる傾向があるとされている。偽物も多く流通する海外に比べ、日本の店舗では、箱や保証書がしっかりついていて、傷モノが少ないため、日本で販売されている商品は「本物だという信頼感」があるというのだ。  捜査関係者によると、今のところ后容疑者の共犯者をうかがわせる情報はないということだが、過去には組織的に「ヒットアンドアウェー」を繰り返した海外の犯行グループも存在し、さらなる防犯対策が求められている。[全文は引用元へ…]

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/bce346efe39a2d50932d01269a8e5edb0de95259?page=1

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