■編集部注
・キャラクターデザイン岡崎能士が描き下ろした宣伝ビジュアルが解禁されました。(9月 9日)
・朴監督のインタビューが公開されました。(8月 29日)
©SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park
ーーーーー 以降、8月 29日公開分
©SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park
10話本編シーン
朴監督のインタビューが公開されました。
Q.アニメ「NINJA KAMUI」の制作に関わられた経緯、先んじて配信が始まっている北米の反応をお聞かせください
Sola Entertainment様より、海外配信向けに新しいニンジャ作品を作って欲しいとの依頼があり、初めはゲーム原作でのお話を頂いたのですが、作りたい作品像をお伝えしたところ、それはもうオリジナル作品でしょうとなり今の『NINJA KAMUI』が出来上がりました。
北米での反応に関しては、リアルタイムで追いかけられた訳ではないのですが、それでも多くの反響を頂いたことは耳に入ってきました。
新しいスタジオを立ち上げて初のシリーズ作品なので本当にありがたい限りです。
Q.本作はオリジナルストーリーとなりますが、どのように物語を組み立てていかれたのでしょうか?
自分が思うニンジャ作品を作るならばこの人達と一緒にと考えていた方達を集めて組み立てて行きました。
まず、シリーズ構成と脚本は、多くの作品でお世話になった村越繁さん。
そして、キャラクター&スーツデザインには、『アフロサムライ』の岡崎能士さんにお願いしました。
脚本作りはコロナ禍だったこともあり、リモート会議を重ねて練り上げました。
Q.「ヒガン」のキャラクターについて、内面・映像ともにこだわられた点、意識されたことなどお教えください
ヒガンに関しては、いわゆる既存のニンジャ作品と一線を画したく、黒装束で顔を隠してと言うわかりやすい記号を廃しました。
抜け忍、復讐者とキャラクター性をデザインで表す部分に関しては皆でアイディアを出し合い岡崎さんが昇華してくださいました。
例えば顔を隠す部分に関しては、テクノロジーに置き換えて完全に顔を変えてしまうと言う形で表現しました。
第一話まるまる主人公とその家族の顔は偽装された状態。そして復讐者としてその偽装を解き決意を表すといったストーリーと感情のラインに乗せた演出もこだわったところです。
また、ヒガンは古来からの忍びの技と体術で戦うものとして描き、ヤマジ率いるハイテクノロジーニンジャとの対比を作りました。
平穏な日常を壊され、家族をも殺された復讐者と言うシンプルな軸はぶらすことなく、各話の吸引力を上げるためにアイディアを尽くした末に完成したのが『NINJA KAMUI』です。
Q.ヒガン以外のキャラクターで朴監督が気に入っているキャラクターがあればお教えください
特に気に入っているというキャラクターというのは難しいですね。それぞれにアイディアを出し合って作り上げたキャラクターなので。
例えばザイに関して言えば、演じて下さった中村悠一さんと音響監督の藤田亜紀子さんと三人話し合いながら作り上げていったという部分では気に入っていますし、ヤマジに関しては、当て書きでは無いかと言われるくらいに演じて下さった山路和弘さんとイメージが重なります。
こちらに関してはご本人にヤマジと言う名前をお借りしますがよろしいですか?と許可をいただいたほどです。
そして、忘れてはならないのがマイク。
スタッフの間でも特に愛されたキャラクターで、作品内で歌を歌うシーンがあるのですが、そこは副監督の三浦唯さんが歌う姿と重なり、ゲストキャラ&プロップデザインの佐野誉幸さんと共によく真似をしてましたね。
Q.アクションシーンの迫力ある映像美が話題になっていますが、映像面のアプローチで意識されたことなどありましたらお教えください
各話数に必ずアクションの見せ場があるように、シナリオの段階から考えて構成しました。
また作り方ということでのアプローチに関しては、手書きの気持ちよさ、CGの精密さ、実写の持つ重さとカメラアングルなどそれぞれの良さを融合させることを意識しました。
いままで培ってきた技術と経験を、また新しい人たちと組んでやることで更に表現の幅を広げる。そういったことに挑みたく、最終話ではハリウッドのアクションチームにヒガンとヤマジの最終決戦のアクションを実写で撮影してもらいアイディアをいただきき、それをアニメーションに落とし込みました。
- 本作をご覧になっている方へ向けてのメッセージをお願いいたします
クライアントも放送も全て海外発という珍しい形で始まったこの『NINJA KAMUI』と言う企画。
当初海外でしか観ることができないのではと思っていたので、こうして日本で放送していただきありがたい限りです。
そして、多くの皆様に楽しんでいただけていることが何より嬉しいです。
『NINJA KAMUI』の構造は至ってシンプルに王道の復讐劇となります。
主人公のヒガンに寄り添い見るもよし、もう一人の主人公マイクに視点を置くもよし、ただアクションを楽しむもよし、それぞれ受け取る方々が好きなように楽しんでいただけたらと思います。
最後まで見届けて頂けましたら幸いです。あ、最後にタイトルに関してはスタッフ一同最後まで抵抗しましたからね(笑)
ーーーーー 以降、8月 19日公開分
©SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park
かつて日ノ本(ひのもと)の平和を保つために作られた組織、忍(しのび)。
その組織から逃れたものは、「抜け忍(にん)」として、地の果てまで追われる身となる。
大切な家族を殺された抜け忍・ヒガンがかつての組織、そして国家の闇に立ち向かっていく・・・。
津田健次郎さんがボイスキャストを務め、「呪術廻戦(第1期)」の朴性厚(パク・ソンフ)さんが監督、キャラクター原案には「ニンジャバットマン」の岡崎能士さん、シリーズ構成には「ゾンビランドサガ」の村越繁さんといった、豪華スタッフが名を連ねている抜け忍ダークヒーロ・ヒガンのオリジナルストーリー復讐劇「NINJA KAMUI」。
毎話、新たなアクションシーンが話題になっており、「これだけ毎話圧巻のアクション入れてるの凄い」「癖に刺さりすぎる。めちゃめちゃかっこいい。」「熱すぎ熱すぎ熱すぎ!ナンバーワンアニメーション!」とSNSで話題沸騰。
妻と子の仇を討つべく復讐の鬼となった主人公ヒガンを演じる津田健次郎さんの本作に込めた思い、ヒガンを演じた心境などのインタビューが届きました。
©SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park
- 「NINJA KAMUI」の映像をはじめてみた感想
津田さん:
さすが朴監督だな、と。
『呪術廻戦』などずっとお世話になっていたので、朴監督が忍者ものをやると聞いた瞬間からゴリゴリのアクションシーンを想像していたけれど、期待以上でした。
色々な工夫やアイデアがたくさんつまったカメラワークなど、非常に見ごたえのある作品になっていると感じました。
- ヒガンを演じるにあたって
津田さん:
すさまじい運命を背負った復讐の鬼と化した元忍者。
全編を通して悲しみに突き動かされているキャラクターなので、あまり表に感情を出しすぎるとうるさくなってしまうかなと思っていたので、なるべく(感情を)抑えてというのは意識しました。
(1話で家族と幸せに暮らすジョー・ローガンから、抜け忍ヒガンに変わった瞬間は、)変身シーンごとの演じ分けを大事にしていたけれど、顔が変わった時は、僕もびっくりしました。
- アフレコについて
津田さん:
朴監督とは1話を実際にアフレコしながら、固めていきました。
朴監督とは以前から『呪術廻戦』をはじめ、ご一緒していたので、僕の芝居感も最初から分かってくださっていた感じで、スムーズに最後までいけました。
(他キャストとは)全員一緒という時期ではまだなかったのですが、中村くんや斧さん、日野さんなど、掛け合う方とはご一緒できた感じでした。
落ち着いている方が多かったので、淡々粛々と、それぞれのキャラクターのように自分の仕事をしっかりやる!というプロフェッショナル集団という感じのアフレコでした。
- 本作の注目点について
津田さん:
アクションシーンが秀逸なので、それぞれの話数のアクションシーンは非常に見どころだと思います。
それぞれのキャラクターの個性を打ち出した戦い方をしていて、しかも相手によって変わっていくという、様々なバトルが繰り広げられるように演出が練られているのでぜひ楽しんでいただきたいです。
後は、色使いがありそうでない、独特の雰囲気を出しているので注目してほしいです。
- 後半戦に差し掛かった「NINJA KAMUI」について
津田さん:
非常にしぶくてスタイリッシュなアニメになっていますが、ドラマも今後もどんどん展開していきますし、さらにアクションシーンもパワーアップしてくので1話たりとも見逃さないでいただければと思います!
そして、周りの方にもぜひ薦めていただけると嬉しいです。ぜひ応援してください。
【ABEMA 一挙放送】
■「NINJA KAMUI」#01〜07
8月24日(土)15:20~18:40
視聴ページ:https://abema.tv/channels/abema-anime/slots/CYdyQhsCZkBi23
※放送後1週間、無料でお楽しみいただけます。
©SOLA ENTERTAINMENT/Sunghoo Park
「NINJA KAMUI」 作品概要
【タイトル】 NINJA KAMUI
【ストーリー】
近未来、大都市の郊外。男は愛する家族と共に、慎ましく暮らしていた。ある夜、一家は突如として現れた黒装束の忍者たちに襲われ、妻と子を殺され、自身も重傷を負ってしまう。
男の名はジョー・ローガン、顔も名前も変えているが忍び組織に追われる身の抜け忍「ヒガン」である。
奇跡的に一命をとりとめた「ヒガン」は自問する。なぜ妻と息子は殺され、自分は生き延びたのか?怒りを胸に組織への復讐を決意した彼は、事件を担当するFBI捜査官のマイクとその相棒のエマと共に、この事件の背後にある巨大な闇に立ち向かう。
古巣である忍び組織は、最新テクノロジーを駆使したハイテク戦闘スーツ『グソク・ギア』を用いて、彼の始末を画策する。しかし、ヒガンはまだ知らない。組織のさらなる陰謀も、敵の一人がかつての仲間であることも――
はたして、黒幕は誰なのか? いま、大いなる復讐劇の幕が上がる。
【ビリング】
<STAFF>
監督:朴性厚
副監督:三浦唯 キャラクター原案:岡崎能士 シリーズ構成:村越 繁
キャラクターデザイン:小磯沙矢香 美術監督:ルガル・ヤン 色彩設計:忽那亜実
撮影監督/VFX:李周美 3DCG監督:申在勲 編集:柳圭介
音響監督:藤田亜紀子 劇伴:R・O・N 音楽プロデューサー:小林健樹
アニメーション制作:E&H production 企画プロデュース:SOLA Entertainment
<CAST>
ヒガン:津田健次郎
マイク・モリス:斧アツシ エマ・サマンダ:若井友希
マリ:日野由利加 レン:木村新汰
ジョセフ:橘龍丸 リル:佐藤せつじ
ヂリ:朴璐美 ビッグ・D:さかき孝輔
ザイ:中村悠一 ヤマジ:山路和弘
ジェイソン:長嶝高士
【TV放送】
■TOKYO MXにて毎週月曜24:00~放送中
【配信情報】
■毎週月曜24:30~配信中
dアニメストア、dアニメストア for Prime Videoにて最速配信
■毎週土曜12:00以降、ほか各配信プラットフォームにて順次配信予定
ABEMA/DMM TV/FOD/Hulu/Lemino/U-NEXT/アニメ放題/ディズニープラス/バンダイチャンネル/WOWOWオンデマンド/Prime Video/TELASA(見放題プラン)/J:COM STREAM(見放題)/milplus見放題パックプライム/auスマートパスプレミアム
※配信日時は編成の都合などにより変動する場合がございます。
【作品公式サイト・SNS】
■「NINJA KAMUI」公式HP:https://www.aniplex.co.jp/ninjakamui/
■「NINJA KAMUI」X:https://x.com/ninjakamui_jp