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や今回は末田雄一郎さん原作、本庄敬さん作画で描いた漫画「新・蒼太の包丁」についての口コミ・評判を調査しました。

新・蒼太の包丁が打ち切りと噂される理由?

東京の名店「冨み久」で働く北丘蒼太を主人公に、「心を伝える料理」を目指して懸命に料理修行に励む姿を描いた漫画「蒼太の包丁」。

2003年9月9日号から2013年3月5日号まで、漫画サンデーが廃刊になるまで掲載され、2014年1月に単行本の最終41巻が創刊されました。

ストーリーも納得できるような終わり方ではなく、続編を待ち望む声も多かった「蒼太の包丁」。

漫画サンデーの廃刊から4年が経過した2017年7月、ぶんか社から発行されている「俺流!絶品めし」で「新・蒼太の包丁」として連載がスタートしました。

蒼太の成長と、彼を取り巻くキャスト達との人間関係、蒼太に思いを寄せる女性板前の雅美との進展はと、続くストーリーに期待を寄せたファンも多くいたようですが、なぜか新・蒼太の包丁は単行本が第6巻で終了してしまい、打ち切りになったのではとの声があがっていました。

どうして6巻で終了してしまったのかXを検索したところ、作画担当の本庄敬さんが次のようなポストを出していました。

「突然ですが「新・蒼太の包丁」は諸事情がありまして、最終回となりました。長い間、ご愛読いただき心より感謝しております。ありがとうございました。」と、ポストをあげた漫画家の本庄敬さん。

諸事情って、一体なんなのか気になりますよね。

色々とネットで情報を探してみましたが、諸事情についての具体的な掲載はありませんでした。

推察になりますが、「新・蒼太の包丁」の作画担当である本庄敬さんご自身が、あまりにも多忙になっていたことが理由の一つにあげられるのではないでしょうか。

「新・蒼太の包丁」は、2018年7月14日に単行本の第1巻を出してから、2020年までの間に年1巻、2021年には2巻を出していました。

しかし、2021年11月12日発売の第5巻、2022年1月19日発売の「蒼太、道の途中編」以降、2023年3月16日発売の第6巻まで、1年以上も動きがありませんでした。

どうして2022年に第6巻が出なかったのか、本庄敬さんのXを見ていると、歴史時代小説家の井原忠政さんが書いた「羆撃ちのサムライ」での、コミック版の作画を担当していらっしゃいました。

お盆休み返上で、「羆撃ちのサムライ」の作画に打ち込み、更には「新・蒼太の包丁」にまで取り掛かっていた本庄敬さん。

2022年は「羆撃ちのサムライ」を優先して作業を進めたことで、「新・蒼太の包丁」の第6巻の発売が遅くなったとも考えられそうです。

1年以上もの間、「新・蒼太の包丁」の単行本が出なかったことで、もしかしたら打ち切りになったのかと思われた方もいたかもしれませんね。

2023年3月16日発売の第6巻で最終回となっていた「新・蒼太の包丁」ですが、本庄さんはXで「未完」であることをリプされていました。

読者からも、終わり方がスッキリしていなくてモヤモヤすると言った声もあがっていますね。

本当にもう「新・蒼太の包丁」は、打ち切りみたいな形で終了なのでしょうか?

本庄さんのXには、危機を免れ「新・蒼太の包丁」はまだまだ続くとのコメントがあがっていました!

シナリオ担当として桜小路むつみさんに協力いただき、再始動を果たした「新・蒼太の包丁」。

原作・原案「末田雄一郎さん」、作画「本庄敬さん」、シナリオ「桜小路むつみさん」の3人の力が合わさった「新・蒼太の包丁」の続くストーリーに、期待しましょう!

そもそも新・蒼太の包丁とは

北海道静内の料理屋「きたおか」の一人息子として育った主人公の北丘蒼太。

高校卒業後には、寂れていく実家を立て直すために料理の修行へと上京したが、勤める予定の店が閉店していたという波乱のスタート。

とびこみでラーメン屋の出前を始め、その後に定食屋で働いている時に銀座の老舗料亭の主人と出会い、東京でも5本の指に入るという名店「富み久」にスカウトされます。

「心を伝える料理」を目指し、板前修業に励む前シリーズ「蒼太の包丁」が終了してから4年もの月日を経て、2017年7月に待望の続編「新・蒼太の包丁」が「ぶんか社」から出版され、2023年3月までに全6巻が発売されました。

前シリーズ同様に、原作・原案は末田雄一郎さん、作画は本庄敬さんが担当し、全6巻で急遽最終回となってしまっていた「新・蒼太の包丁」ですが、2023年9月よりシナリオ担当として桜小路むつみさんが加わり、新体制を整えて制作しています。

東京練馬に自分の店「富み久 カムイ」を持ち、2020年東京五輪に向けた「おもてなし」の真髄を極めようと再始動した「新・蒼太の包丁」。

ひたむにき料理の腕を磨く蒼太と、思い人である富田さつき、蒼太に好意を抱いている赤瀬雅美との関係はどうなっていくのか、ぜひ読んでみて下さいね。

新・蒼太の包丁が人気の理由

「心を伝える料理」を目指し、ひたむきに修行を続けた主人公の北丘蒼太。

努力の甲斐あって独立し、東京の練馬に「富み久 カムイ」を開業します。

東京五輪に向けて「おもてなし」の真髄を極めるため、日々奮闘していく「新・蒼太の包丁」について、どんな魅力があるのか口コミをピックアップしてみました。

この作者の作品をいつも拝見していますが、出てくる料理一つ一つがすごく美味しそうで観ていて面白いです。

(引用:めちゃコミック)

ガッツリ料理系の漫画って読んだことなかったけど、主人公が純粋に料理を好きなのが伝わってくるし、料理や素材の絵がすごく綺麗に書かれていて面白いです。

(引用:コミックシーモア)

一つ目は、前作同様に「新・蒼太の包丁」でも、料理について素材の一つ一つまで繊細に描かれ、本庄敬さんの圧巻の画力に魅せられている声があがっていました。

二次元の世界なのに、まるで目の前に料理が置かれ美味しい香りが漂ってきそうですね。

料理についての勉強にもなると口コミがあがっていた「新・蒼太の包丁」は、料理や食材について興味がある人にお勧めの漫画なんですね。

ただただ料理も人にも真っ直ぐで、あまりにも魅力的な人ですね。

(引用:めちゃコミック)

まだ原作を見ている途中ですが、フライングして少し見てしまいました(笑)みんなすっかり大人になっていますね!蒼太君の変わらない料理への愛情、穏やかな笑顔と優しさに癒されます。今後の展開が更に楽しみな作品ですね。

(引用:めちゃコミック)

二つ目は、主人公「北丘蒼太」の料理に対するひたむきな姿や、心の優しさ、穏やかな笑顔に癒されるとの声があがっていました。

料理や人に対して、純粋で真っすぐな思いをもって接する蒼太を見ていると、挫けずに頑張ろうという前向きな気持ちにもなれそうですね。

最後は、蒼太と雅美との関係性がどう変わっていくのか、恋の行方が気になるとの口コミがありました。

前シリーズから健気に蒼太を思い続け、蒼太が独立する時に側にいられる相手であるようにと修行に励んできた雅美。

その思いが通じて、新・蒼太の包丁では、蒼太とともに修行の旅に出て、「富み久 カムイ」を二人で切り盛りするまでになりました。

読者の思いが通じて、雅美の蒼太への思いは通じるのかどうか、「新・蒼太の包丁」の結末が待ち遠しいですね。

新・蒼太の包丁はどんな人に向いている?

今回は、原作・原案は末田雄一郎さん、作画は本庄敬さんが担当し、全6巻で急遽最終回となってしまっていた「新・蒼太の包丁」についてご紹介しました。

突然すぎる最終回から時を経て、2023年9月よりシナリオ担当として桜小路むつみさんが加わり、再始動した「新・蒼太の包丁」。

ひたむきに努力する姿勢や、人に対する優しさ、細やかな描写に目が釘付けになる「新・蒼太の包丁」は、本庄敬さんの描く料理や人物の圧巻の画力を楽しんだり、末田雄一郎さん、桜小路むつみさんが綴るストーリーの面白さにどんどんハマっていく作品です。

穏やかな蒼太の笑顔に癒されたい人、料理の知識を学びたい人、蒼太を取り巻く恋愛模様にドキドキしたいひとは、ぜひ「新・蒼太の包丁」を読んでみて下さい。

「心を伝える料理」の世界が待っていますよ。