>イスラム教の聖地であるサウジアラビア・メッカへの大巡礼(ハッジ)で今年、500人近くの死亡が公式に確認された。酷暑のなかメッカへ向かっていたエジプト人巡礼者600人が死亡したとの情報も浮上しており、実際の死者数は倍以上に上る可能性がある。各国の当局によると、少なくともマレーシア人14人、インドネシア人165人、ヨルダン人68人、パキスタン人35人、チュニジア人35人、イラン人11人、インド人98人が亡くなった。ヨルダン外務省によると、ヨルダン人22人が病院に搬送され、16人が今も行方不明になっているという。〜昨年は200人以上が死亡したが、今年のハッジは例年にない猛暑の中で行われている。ハッジの季節はイスラム暦に応じて毎年変更され、今年は6月に当たる。6月はサウジで最も暑い月のひとつ。
参考『ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という3つの宗教の聖地――それがエルサレムです』◇>イスラム教は成立当初、エルサレムに向かって礼拝していました。当時絶大な影響力をもったユダヤ教の力を借りようと考えたのです。しかしユダヤ教から反発を受けたため、ユダヤ教と区別するために礼拝する方向をムハンマドが生まれたメッカに変更したのです。<
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