九州大学(九大)は6月18日、化石として残りやすく、これまで地球と生命の歴史に関する研究において大きく貢献してきた、大きさ0.1〜0.5mmの海洋性動物プランクトンである「放散虫」の化石を岩石から抽出するため、これまでは人体や環境に害のある毒物「フッ化水素酸」が用いられてきたが、同酸と比べて格段に取り扱いが容易な低濃度(4%)の「水酸化ナトリウム溶液」を用いて、岩石の「チャート」から放散虫の化石を …
九州大学(九大)は6月18日、化石として残りやすく、これまで地球と生命の歴史に関する研究において大きく貢献してきた、大きさ0.1〜0.5mmの海洋性動物プランクトンである「放散虫」の化石を岩石から抽出するため、これまでは人体や環境に害のある毒物「フッ化水素酸」が用いられてきたが、同酸と比べて格段に取り扱いが容易な低濃度(4%)の「水酸化ナトリウム溶液」を用いて、岩石の「チャート」から放散虫の化石を …