>記事ではタレント・野沢直子氏がアドバイスしていた。「そんなに心配なさっているのなら実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくればいい」と。「そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう」とも述べていた。これだと理不尽を実行している側からすればシメシメと思うアドバイスである。選挙に行っても無意味と言う人を見てシメシメと思う人がいるのと同様だ。どうせあなたが憂いても社会は変わらないのだから無駄なことはやめようという囁きにも聞こえる。
>私がさらに驚いたのは朝日新聞の藤田直央・編集委員がこの記事にコメントしていた内容だった(デジタル版のコメントプラスという機能で)。《「そんなに心配なさっているのなら実際に戦場に出向いて…」。野沢さんの回答、ぶっ飛んでいるようで重いです。そこまでしなくても、沖縄に行かれて、本土ではまれな米軍基地と隣り合わせの生活をご覧になればどうでしょう。相談者の方がそこで「不正義や理不尽」を感じたなら、同じ日本人として声を上げるという「手立て」があります。あ、この相談者の方はそうした境遇の方なのかもしれませんね。そうでしたら誠に失礼しました。》
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