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熊本の「TSMCバブル」は、外資系大手企業の日本における巨額投資の序章にすぎない。 1ドル155円を超える34年ぶりの円安相場は、訪日観光客のインバウンド需要を喚起している。インバウンド需要の高まりはそれだけに限らず、外資系企業の日本市場参入という形でも表れている。 TSMC(台湾積体電路製造)の半導体工場が建造される予定の熊本県菊陽町では、TSMCによる「逆・価格破壊」とも呼ぶべき賃金相場の高騰 …