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>1952年に6歳で急性灰白髄炎(ポリオ)と診断され、呼吸筋のマヒによって呼吸不全になりながらも「鉄の肺」と呼ばれる大型人工呼吸器によって70年以上生き続けたポール・アレクサンダー氏が、現地時間の2024年3月11日に78歳で死去しました。
>さらに、舌や咽頭を利用して空気を飲み込むことで肺に送り込む「舌咽頭呼吸法」を習得し、1日に数時間であれば鉄の肺を離れることが可能となりました。外出可能になったアレクサンダー氏は大学に進学して弁護士となり、裁判に出廷したり飛行機に乗って旅行したりすることもできました。晩年にはほとんどの時間を鉄の肺で過ごすようになりましたが、2020年には自叙伝「Three Minutes for a Dog: My Life in an Iron Lung」を出版したほか、2023年1月には「ironlungman」の名前でTikTokアカウントを開設するなど精力的に活動を続けました。
すげーな。