【コメント】見事なまでに「言論の自由を訴える民主主義側のフリをする人々」が浮き彫りにされている状態 そこには「誠実性や論理性や謙虚さ」の欠片もないようです
「真実省」は、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」を通じて有名になった用語です。 小説の中で、真理省は架空の全体主義国家オセアニアを統治する 4 つの省庁のうちの 1 つです。 その主な機能は、プロパガンダを作成および広めることと、党の現在の政治課題に合わせて歴史的記録を改訂することです。 同省のスローガン「戦争は平和、自由は奴隷制、無知は強さ」は、党が国民を統制するために言語と情報を使用していることを反映している。
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丸谷元人氏「まるでジョージ・オーウェルの描いた『1984』に出てくる真実省みたいだが、彼らにとっては、本当のことがバレるのがまずいわけで、だから発狂したようにタッカー・カールソンをこき下ろしているのだろう」https://t.co/gsnOZVyBTf
今の西側と日本の言語空間が全体主義化している証拠— NewsSharing (@newssharing1) February 11, 2024
【ソース】丸谷元人氏「まるでジョージ・オーウェルの描いた『1984』に出てくる真実省みたいだが、彼らにとっては、本当のことがバレるのがまずいわけで、だから発狂したようにタッカー・カールソンをこき下ろしているのだろう」
【発狂する真実省】
タッカー・カールソン氏のプーチン大統領へのインタビュー動画が公開された。そうしたら案の定、今や極左政権と化したバイデン政権やその背後のネオコン系の人々、そしてそれらに服従しているマスコミ各社がカールソン非難の大合唱を始めた。
なんとかしてカールソン氏をこき下ろし、あるいは矮小化し、できればインタビューそのものにはなんの意味もなかったことにするために、必死で口先と小手先を動かす大慌てぶりだ。
米国家安全保障会議のジョン・カービー戦略広報調整官はカールソン氏のインタビューに関して「うのみにすべきではない」と警告し、ヒラリー・クリントン氏は、同氏をして「(プーチン大統領にとって) 役に立つバカ」だの、「(プーチンに飼われた)子犬のよう」だと罵倒した。元国務長官とは思えぬ汚いお言葉遣いである。
さらにニューズウィークは、欧州連合(EU)がカールソン氏に制裁を加える可能性があるぞと脅し、時事通信は相変わらず「インタビューは通訳を介して約2時間に及び、カールソン氏を厚遇するロシアの姿勢が目立った」として、ロシアの手先感を書き立てた。
読売新聞は「インタビューは、プーチン氏にウクライナ侵略を正当化する場を与えるものになるとみられて」いると報じ、毎日新聞はカールソン氏をして「トランプ前米大統領に近く」「プーチン氏が自身の言い分や都合の良い情報を世界に向けて発信し、トランプ氏へのメッセージも送るためにインタビューを利用したとの見方が出ている」と吠えている。この辺りを見ても、日本の親米保守と左翼(実は親米グローバリスト)の親和性がよく滲み出ていて、思わず「ほら、馬脚が、馬脚が!」などと微笑みたくなる。
その中でさらに笑ってしまうのがCNNで、女性キャスターがカールソンの動画の発言を一つ一つ切り取り、「タッカー・カールソンはロシアの街の片隅から嘘をついている」「また嘘を言っている」「タッカー・カールソンはジャーナリストではない。その足元にも及ばない」と悪態のオンパレードだ。老婆心ながら、まーまー、そう青筋立ててキレてると、血圧が上がって体に毒ですよと心配の一つもしたくなる。
もちろんこれらを読んで「あれ?欧米や日本ていうのは、思想信条の自由とか報道の自由、言論の自由、表現の自由が認められているんではなかったでしたっけ?」とぶりっ子してみるのも一つのご愛嬌ではある。
しかし、自分たちの生活を相当犠牲にしてまで巨額のカネをウクに放り込んだアメリカ人やヨーロッパ人、そして日本人にしてみたら、そんなカネの使い道が引き続き皆目不明であるのみならず、前線での無意味な殺し合いだけが続いているこの奇妙な戦争の意味をもう片方の当事者から聞いてみたいと思うのは、極めて健全な反応ではないか。
BBCは「ロシアではウクライナ侵攻について厳しい報道管制が敷かれている」というが、そんなのは西側と日本の大手マスコミとて同じこと。そこに御用学者とか、分析を外しまくってもそんなのどこ吹く風と嘯く「いけいけどんどん」な専門家らが便乗したお陰で、勤勉で正義感が強くて心優しい日本人は「善なるウクライナはすぐに勝つし、実際に勝ちまくっているし、あとほんの少しでロシアを完全に駆逐する」と騙され続けた挙句、巨額のカネをあの腐敗政権に気前よく投じさせられてきた。それでもさすがに何かがおかしいと多くの人たちがようやく気づき始めており、それだからこそカールソン氏のインタビューがこれだけ注目されているわけだ。
それなのに、話を聞いただけで、我々の情報空間、すなわち脳の中を支配しているマスコミから、あいつは嘘つきだとか、騙されるな信じるなだの言われて、おまけに制裁を加えてやるだの脅されること自体、今の西側と我が日本の言語空間が全体主義化している証拠である。
まるでオーウェルの描いた『1984』に出てくる真実省みたいだが、こういうのを「お里が知れる」なんていう。つまるところ、彼ら「真実省」にとっては、本当のことがバレるのがまずいわけで、だからみんなでカーッとなり、発狂したようにカールソン氏をこき下ろしているのだろう。「みなさん、あの人は大ウソつきの悪い人ですよ!危ないから近づいちゃいけませんよ」と大合唱するわけだ。
かと思ったら最近はドイツやデンマークの国防大臣が何年か後にロシアがNATO加盟国を攻撃すると騒ぎ出しているが、当のプーチンはそんなのやるわけないし、興味もないと言っている。そもそもNATOは集団安全保障制で、31カ国ある加盟国のうちのどこかが攻撃されたらNATO全体で反撃するわけで、つまりロシアはその加盟国であるアメリカやイギリス、フランスにドイツなどまで相手にまとめてケンカしたくて仕方ないと言っているわけだ。
まったく、煽ってるのはどっちなんだか。
【発狂する真実省】
タッカー・カールソン氏のプーチン大統領へのインタビュー動画が公開された。そうしたら案の定、今や極左政権と化したバイデン政権やその背後のネオコン系の人々、そしてそれらに服従しているマスコミ各社がカールソン非難の大合唱を始めた。…
— 丸谷元人 (@h_marutani) February 10, 2024
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